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更新あがりです!
拍手にデスノのLさん。
此処からの再録で、タカ丸、三橋。
拍手からの再録で古森君。
…再録ばっかで申し訳ありません(土下座
次はもうちょっと頑張るよ!
拍手にデスノのLさん。
此処からの再録で、タカ丸、三橋。
拍手からの再録で古森君。
…再録ばっかで申し訳ありません(土下座
次はもうちょっと頑張るよ!
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どうもこんにちは、えーっと。
明けましておめでとうゴザイマス。
更新ほったらかして12月も1月もエスケープしまくりで
ほんっとーに申し訳ありませんでした。
ちょっと私生活でやる気充填してました。
10年ぶりくらいに会った友達に怒られてやる気出しました。
同時に励まして貰ったりしました。ありがとう、まっきん。
と言う訳で、何とか今日から復帰できるといいな、と思ってます。
とりあえずは溜まってた拍手レスから。
後で更新作業もするよ!頑張るよ、私!
神夜龍姫さんへ!
どうも、ご無沙汰しております。管理人の水上でっす☆
サイトの件、ご連絡有難う御座います。
というか、こちらからのレスポンスが遅くなってしまい、
申し訳ありませんでした(土下座
取りあえず、こちらからの処置として…リンクの一時解除
の措置をとらせて頂きますね。
復帰・移転が済み次第、またリンク復活させて頂こうと思っています。
龍姫さんのサイトが復活するのを楽しみに待たせて頂きますので、
まずは心も体も充分にお休めくださいね。
龍姫さんさえ宜しければ、これからも仲良くしてやってくださると幸いです。
それでは、またのご来訪をお待ちしております!
市原さんへ!
初めましてこんにちは^^管理人の水上でっす☆
この度はこんな辺境まで足を運んで頂き、有難う御座います。
次元夢、褒めて頂いて…頂いて、あの…何ていうか嬉しいです!
(ごめんなさいアホなんです基本…!)
次元夢は、本当に完全自分の趣味で書いちゃったもので、
ろくすっぽ資料集めず書いたものばかりで…かなり原作との
矛盾もありまして…本当にすみません(汗
なので、むしろこちらこそ素敵なんて言って頂いちゃって
有難う御座います…!もう市原さんが素敵です!
これからも精進して、もっとましな夢を市原さんへお届けできるよう
頑張りますので、お時間が許しましたら、また足を運んでやってくださいませ。
それでは、メッセージ有難うございました!
またのご来訪をお待ちしております!
1/14の拍手の方へ!
初めましてこんにちは^^管理人の水上でっす☆
この度はこんな辺境まで足を運んで頂き、有難う御座います。
スイッチ夢にまさか食いついて頂けるとは思ってませんでした…!
自給自足のポンデライオン状態だったハズなので、
他の方にも喜んで貰えた事実が物凄く嬉しいです…!
これからも精進して、もっとましな夢を皆様へとお届けできるよう
頑張りますので、お時間が許しましたら、また足を運んでやってくださいませ。
それでは、メッセージ有難うございました!
またのご来訪をお待ちしております^^
そのほかにも、毎日拍手頂けててホントに嬉しいです。
皆様優しい方々で、そんな人々に囲まれて水上は幸せモノです。
皆様、拍手いつもどうも有り難うございまーす!
これからも宜しくお願いしまっす!
…と言う訳で、これから更新作業してきます。
6時ごろまでにあげれたら奇跡!と思ってくださいー☆
明けましておめでとうゴザイマス。
更新ほったらかして12月も1月もエスケープしまくりで
ほんっとーに申し訳ありませんでした。
ちょっと私生活でやる気充填してました。
10年ぶりくらいに会った友達に怒られてやる気出しました。
同時に励まして貰ったりしました。ありがとう、まっきん。
と言う訳で、何とか今日から復帰できるといいな、と思ってます。
とりあえずは溜まってた拍手レスから。
後で更新作業もするよ!頑張るよ、私!
神夜龍姫さんへ!
どうも、ご無沙汰しております。管理人の水上でっす☆
サイトの件、ご連絡有難う御座います。
というか、こちらからのレスポンスが遅くなってしまい、
申し訳ありませんでした(土下座
取りあえず、こちらからの処置として…リンクの一時解除
の措置をとらせて頂きますね。
復帰・移転が済み次第、またリンク復活させて頂こうと思っています。
龍姫さんのサイトが復活するのを楽しみに待たせて頂きますので、
まずは心も体も充分にお休めくださいね。
龍姫さんさえ宜しければ、これからも仲良くしてやってくださると幸いです。
それでは、またのご来訪をお待ちしております!
市原さんへ!
初めましてこんにちは^^管理人の水上でっす☆
この度はこんな辺境まで足を運んで頂き、有難う御座います。
次元夢、褒めて頂いて…頂いて、あの…何ていうか嬉しいです!
(ごめんなさいアホなんです基本…!)
次元夢は、本当に完全自分の趣味で書いちゃったもので、
ろくすっぽ資料集めず書いたものばかりで…かなり原作との
矛盾もありまして…本当にすみません(汗
なので、むしろこちらこそ素敵なんて言って頂いちゃって
有難う御座います…!もう市原さんが素敵です!
これからも精進して、もっとましな夢を市原さんへお届けできるよう
頑張りますので、お時間が許しましたら、また足を運んでやってくださいませ。
それでは、メッセージ有難うございました!
またのご来訪をお待ちしております!
1/14の拍手の方へ!
初めましてこんにちは^^管理人の水上でっす☆
この度はこんな辺境まで足を運んで頂き、有難う御座います。
スイッチ夢にまさか食いついて頂けるとは思ってませんでした…!
自給自足のポンデライオン状態だったハズなので、
他の方にも喜んで貰えた事実が物凄く嬉しいです…!
これからも精進して、もっとましな夢を皆様へとお届けできるよう
頑張りますので、お時間が許しましたら、また足を運んでやってくださいませ。
それでは、メッセージ有難うございました!
またのご来訪をお待ちしております^^
そのほかにも、毎日拍手頂けててホントに嬉しいです。
皆様優しい方々で、そんな人々に囲まれて水上は幸せモノです。
皆様、拍手いつもどうも有り難うございまーす!
これからも宜しくお願いしまっす!
…と言う訳で、これから更新作業してきます。
6時ごろまでにあげれたら奇跡!と思ってくださいー☆
真っ暗で足が踏み出せなかった。
そのまま暫く止まっていたけれど、
目が暗がりに慣れるまでは待っていられないから、
ソロソロと、壁を伝って前へ進むことにした。
周りからはいかにも、って感じの、雰囲気満載の音楽が流れてくるし、
いつ何が起きるか分からない、何が飛び出すか分からない、
そんな空間にいるんだ、って思ったら、のどがカラカラになった。
慌てて、ツバを飲み下そうとしたけれど、緊張のせいで上手くツバも出ない。
ようやく暗闇に目が慣れたのは、かなり歩いた後だったけれど、
ココまではなんとか、ビックリするようなことは起こってない。
これからなんだ。
そう思って引き返したくなったけれど、
ふと横を見たときにキミの横顔がぼんやり闇に浮かび上がってた。
キミもさっきから小さな音がする度、オレと同じように方をこわばらせて、
それでも前に進んでいた。
「怖くない、怖くなんか…ない…大丈夫…大丈夫…」
小さく、キミが呟いた言葉は、そのまま暗闇に溶けていった。
言葉が少しだけ震えていて、…何だかおまじないにしろ、思い込みにしろ、
あんまり効果がなさそうで、やっぱり女の子なんだな、可愛いなぁと思った。
(でもきっと同じことオレがしてたら、もっと言葉は震えてた気が、する)
「あ、のさ…その、え、っと…」
「ひゃぁあ!?な、何、なに、かな…!?」
思いつきで声をかけたら、ビックリしたみたいで、
キミは今日一番、肩を跳ね上げていて、悪いことしちゃったかもしれない。
だけど、伝えたいことは伝えて、と前にキミが言ってたことを思い出して、
もう一回、勇気を振り絞ってキミへ言葉を紡ぐ。
「オレ、がんば、るよ!だ、から、一緒にがんば、ろォ…!」
言う間、ギュ、とつぶっていた目をゆっくり開くと、
目をまん丸にしたキミの顔が見えて、
やっぱり余計なお世話だったかも、とオレは目を逸らしたくなる。
でも逸らす直前。
ほんの一瞬だけれど、キミの顔が綻んだのが見えた。
いつもみたいに笑ってくれたんだ、って思ったら、キミの顔が見たくなって、
逸らしかけた目をもう一度キミに向ける。
「ありがと!じゃぁ、一緒にがんばろ!」
最上級の笑顔を見せてくれたキミはと言うと、
オレのほうにピッと手を伸ばしてくれてた。
恐る恐るキミの手に自分の手を重ねると、
そのままキミは嬉しそうに笑ってオレの手を握る。
それだけで、ココが今まで怖かったのが嘘みたいな気になるんだから、
どうもオレの頭の中はすごく現金にできているな、と思ったけれど、
キミの小さな手も震えてなんていなくて、
多分さっきまで冷たかったはずの手は、徐々にあったかくなってきている。
じんわり、あったかさがオレのほうに伝わってきて、
君からもらったあったかさで、オレの手もあったかくなって。
だから、重ねたまま、握られたままだった手を、今度はオレからも握り返した。
冷たかったお互いの手があったまったら、
こんな暗がりとはもうおさらば、外はすぐそこ。
三橋あたりにしておきたい、お化け屋敷デートちっくなもの。
ときメモGS2やってたら、書きたくなった。
そのまま暫く止まっていたけれど、
目が暗がりに慣れるまでは待っていられないから、
ソロソロと、壁を伝って前へ進むことにした。
周りからはいかにも、って感じの、雰囲気満載の音楽が流れてくるし、
いつ何が起きるか分からない、何が飛び出すか分からない、
そんな空間にいるんだ、って思ったら、のどがカラカラになった。
慌てて、ツバを飲み下そうとしたけれど、緊張のせいで上手くツバも出ない。
ようやく暗闇に目が慣れたのは、かなり歩いた後だったけれど、
ココまではなんとか、ビックリするようなことは起こってない。
これからなんだ。
そう思って引き返したくなったけれど、
ふと横を見たときにキミの横顔がぼんやり闇に浮かび上がってた。
キミもさっきから小さな音がする度、オレと同じように方をこわばらせて、
それでも前に進んでいた。
「怖くない、怖くなんか…ない…大丈夫…大丈夫…」
小さく、キミが呟いた言葉は、そのまま暗闇に溶けていった。
言葉が少しだけ震えていて、…何だかおまじないにしろ、思い込みにしろ、
あんまり効果がなさそうで、やっぱり女の子なんだな、可愛いなぁと思った。
(でもきっと同じことオレがしてたら、もっと言葉は震えてた気が、する)
「あ、のさ…その、え、っと…」
「ひゃぁあ!?な、何、なに、かな…!?」
思いつきで声をかけたら、ビックリしたみたいで、
キミは今日一番、肩を跳ね上げていて、悪いことしちゃったかもしれない。
だけど、伝えたいことは伝えて、と前にキミが言ってたことを思い出して、
もう一回、勇気を振り絞ってキミへ言葉を紡ぐ。
「オレ、がんば、るよ!だ、から、一緒にがんば、ろォ…!」
言う間、ギュ、とつぶっていた目をゆっくり開くと、
目をまん丸にしたキミの顔が見えて、
やっぱり余計なお世話だったかも、とオレは目を逸らしたくなる。
でも逸らす直前。
ほんの一瞬だけれど、キミの顔が綻んだのが見えた。
いつもみたいに笑ってくれたんだ、って思ったら、キミの顔が見たくなって、
逸らしかけた目をもう一度キミに向ける。
「ありがと!じゃぁ、一緒にがんばろ!」
最上級の笑顔を見せてくれたキミはと言うと、
オレのほうにピッと手を伸ばしてくれてた。
恐る恐るキミの手に自分の手を重ねると、
そのままキミは嬉しそうに笑ってオレの手を握る。
それだけで、ココが今まで怖かったのが嘘みたいな気になるんだから、
どうもオレの頭の中はすごく現金にできているな、と思ったけれど、
キミの小さな手も震えてなんていなくて、
多分さっきまで冷たかったはずの手は、徐々にあったかくなってきている。
じんわり、あったかさがオレのほうに伝わってきて、
君からもらったあったかさで、オレの手もあったかくなって。
だから、重ねたまま、握られたままだった手を、今度はオレからも握り返した。
冷たかったお互いの手があったまったら、
こんな暗がりとはもうおさらば、外はすぐそこ。
ときメモGS2やってたら、書きたくなった。
私と彼との間には、目には見えない、
だけれども誰から見たってはっきりと分かる、隔たりがある。
その隔たりを、あたかも劣等感のように強く意識してしまっているのは
私だけなのだ、と言うことも、しっかりと分かっている。
それでも、そう思ってしまうのは仕方ない事なのだ。
心に酷く焼きつく感情と言うものは、そういうものなのだから。
こんなにも近くに居るのに、手を伸ばせば触れることの出来る範囲に居るのに。
その隔たりは一向に縮まることは無くて。
いつも思う。
十余年の歳の差が、こんなにも痛い。
馴染みのバーに顔を出してくる、と、今夜も彼はこの家のリビングを出て行こうとする。
リビングから廊下に出る前に一度、ふわりと振り向いて、意地悪く、彼は笑った。
「なぁ」
「…なに?」
「お前さんも、一緒に来るか?」
「意地悪。私が絶対行けないの、知ってるくせに!」
「は、まぁそう怒ンなよ。冗談だ」
力の限りで投げつけたクッションを、彼はいとも容易く受け止めて、
さっきまでの意地悪そうな笑みを、今度は至極楽しそうなものに変えて、
私の方へ、クッションをふわり、投げ返してきた。
「はやく帰ってきてね?」
「直ぐだ。お前がベッドで目ぇ閉じて、次に開けたら傍に居てやるさ」
「瞬きだけして起きてやる…」
「ばぁか。ちゃんとゆっくり寝とけ」
もう一度リビングに足を踏み入れた彼は、私の隣に腰を下ろして、
未だに不満を全面に押し出した顔をしている私の頭を、
少々乱暴に、ぐしゃぐしゃとかき混ぜる。
「大人しく待っとけよ」
と、言い残してまた立ち上がろうとする彼の背中を、
今度こそは逃がすまい、と、私は力の限り抱きしめた。
格好は、不恰好で、どちらかというと抱きつく、といった方がいいのだろうけれど
今主導権を握っているのは紛れも無く私であって彼ではない。
その証拠に、彼の体は私の腕の中で身じろぎもしなければ、
そっと腕を外そう、などともしてはいない。
「今日は此処で飲めばいいじゃん。お酌くらいできるよ、私」
「………あぁ、……そうだな、それもいいかもしんねぇな」
その言葉に、はじける様に顔を上げれば、少々いつもより高潮した頬の横顔が見えて。
そのまま彼は、私が回した腕すら解くこともせずに、
ただ顔だけはしっかりと私のほうを向いて、言った。
「あと少し、か。…お前がバーに行けるようになるまで、待っててやるよ」
彼の、ただただひたすらに優しい笑顔が見えたのは、ほんの一瞬で、
真っ暗な視界の先、彼のコロンの香りがはじけた。
こんなわがままを彼が聞いてくれる。
溜息一つつかずに、傍に居てくれる。
十余年の歳の差が、今、こんなにも嬉しい。
だから私は、いつも
彼が絡んだ時は、いつも
ジョウチョフアンテイ
…だから次元さん大好きって言ってるだろォォォ!(開きなおり
だけれども誰から見たってはっきりと分かる、隔たりがある。
その隔たりを、あたかも劣等感のように強く意識してしまっているのは
私だけなのだ、と言うことも、しっかりと分かっている。
それでも、そう思ってしまうのは仕方ない事なのだ。
心に酷く焼きつく感情と言うものは、そういうものなのだから。
こんなにも近くに居るのに、手を伸ばせば触れることの出来る範囲に居るのに。
その隔たりは一向に縮まることは無くて。
いつも思う。
十余年の歳の差が、こんなにも痛い。
馴染みのバーに顔を出してくる、と、今夜も彼はこの家のリビングを出て行こうとする。
リビングから廊下に出る前に一度、ふわりと振り向いて、意地悪く、彼は笑った。
「なぁ」
「…なに?」
「お前さんも、一緒に来るか?」
「意地悪。私が絶対行けないの、知ってるくせに!」
「は、まぁそう怒ンなよ。冗談だ」
力の限りで投げつけたクッションを、彼はいとも容易く受け止めて、
さっきまでの意地悪そうな笑みを、今度は至極楽しそうなものに変えて、
私の方へ、クッションをふわり、投げ返してきた。
「はやく帰ってきてね?」
「直ぐだ。お前がベッドで目ぇ閉じて、次に開けたら傍に居てやるさ」
「瞬きだけして起きてやる…」
「ばぁか。ちゃんとゆっくり寝とけ」
もう一度リビングに足を踏み入れた彼は、私の隣に腰を下ろして、
未だに不満を全面に押し出した顔をしている私の頭を、
少々乱暴に、ぐしゃぐしゃとかき混ぜる。
「大人しく待っとけよ」
と、言い残してまた立ち上がろうとする彼の背中を、
今度こそは逃がすまい、と、私は力の限り抱きしめた。
格好は、不恰好で、どちらかというと抱きつく、といった方がいいのだろうけれど
今主導権を握っているのは紛れも無く私であって彼ではない。
その証拠に、彼の体は私の腕の中で身じろぎもしなければ、
そっと腕を外そう、などともしてはいない。
「今日は此処で飲めばいいじゃん。お酌くらいできるよ、私」
「………あぁ、……そうだな、それもいいかもしんねぇな」
その言葉に、はじける様に顔を上げれば、少々いつもより高潮した頬の横顔が見えて。
そのまま彼は、私が回した腕すら解くこともせずに、
ただ顔だけはしっかりと私のほうを向いて、言った。
「あと少し、か。…お前がバーに行けるようになるまで、待っててやるよ」
彼の、ただただひたすらに優しい笑顔が見えたのは、ほんの一瞬で、
真っ暗な視界の先、彼のコロンの香りがはじけた。
こんなわがままを彼が聞いてくれる。
溜息一つつかずに、傍に居てくれる。
十余年の歳の差が、今、こんなにも嬉しい。
だから私は、いつも
彼が絡んだ時は、いつも
ジョウチョフアンテイ
ねぇねぇ…聞いてもいい?
ん、なんだ?
私に教えてくれたのは、本当の名前?
…お前に嘘ついても、俺に得はねぇよ。
じゃぁ…煙草はいつから吸ってるの?
ンなもん覚えちゃいねーな。あ、お前はまだ吸うなよ。
分かってるよ…じゃぁさ、歳は?
好きに想像しとけ。
お仕事、何してるの?
警察じゃねぇことは確かだろうなぁ。
さっきからさ、まともに答えてくれないね。
あ?
かわしてばっかり。
…そうか?
コレでもまともに答えてるつもりだぜ?と、その人は笑う。
それでも、この人の大きな手が私の頭を少々乱暴に撫で付けてくれるから
私はそれ以上、この人に質問することが出来なくなってしまう。
私の好きに想像して決め付けちゃうよ、とそっぽを向いたら
この人は一段と笑みを深くして笑う。
真実は今日も煙に巻かれてしまうのだけれど、
もうそれでもいいかな、と思ってしまうのは、
私の質問一つ一つに、曖昧すぎるとはいえ、言葉を返してくれる
この人がすごく愛おしいからだ。
次元さん次元さん。